女性が抱える髪のお悩みを年代別に調べたところ、白髪は40~50代から急増し圧倒的No.1になるお悩みです。
そもそも、生えたばかりの髪(=新生毛)には色が付いていません。髪が成長していく過程で色素細胞(メラノサイト)が髪を生み育てる毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、髪に色が付きます。
しかし、この色素細胞(メラノサイト)の活動が弱ってしまうことによって、髪に色が付かず白髪となってしまうのです。
白髪の原因は個人差がありますが、直接的な原因は色素細胞(メラノサイト)の働きが弱ることです。
色素細胞(メラノサイト)は、次のようなことが原因で働きが弱ります。
個人差が非常にありますが、先述の通り白髪で悩む女性は40~50代から急増します。加齢によって色素細胞(メラノサイト)を含む体内の細胞が活力を失っていくため、年を重ねるごとに白髪で悩む女性が増えてしまいます。
白髪には、なりやすい人とそうでもない人がいます。これは遺伝的要因が強いといわれており、親に白髪が多いと、自分も白髪になってしまいがち…と言われるのは、これは遺伝的に元々色素細胞(メラノサイト)の働きが弱いということが考えられます。
遺伝的要因により若白髪の人は10代~20代で白髪が目立ちだすこともあります。
紫外線などにより頭皮に活性酸素が蓄積されると色素細胞(メラノサイト)がダメージを受けてしまい働きが弱くなってしまいます。活性酸素は紫外線だけでなく喫煙や過剰なアルコール摂取、ストレスや栄養・運動不足などによっても蓄積されてしまうので注意しましょう。
一度白髪になってしまった毛穴からは白髪しか生えないという噂もあるようですが、そんなことはありません。適切な栄養を補給し色素細胞(メラノサイト)の活動を健やかに保てればまた黒い髪が生えてきます。
諦めずに根気良くケアし続けてがんばりましょう。
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