雨の日や湿気の多い時期に髪がうねってまとまらないことに悩む女性は多いですよね。
せっかくバッチリスタイリングを決めても、髪がうねってスタイリングが崩れると、楽しみなお出かけでも気分がで沈んでしまうなど、髪のうねりはスタイリングを決めてハッピー気分でお出かけしたい女性にとっての大敵です！

スタイリングの悩みのタネ「髪のうねり」の原因

では、髪のうねりの原因は何でしょうか？髪のうねりによってスタイリングが崩れてしまうと、その人の印象まで左右してしまうことがあるので、原因をしっかりと把握しておきましょう。

頭皮の毛穴の歪みや毛穴詰まり

髪の毛がうねる原因の一つに毛穴の歪みが考えられます。
毛穴が歪んでいるとうねった髪が生えてくるのはもちろん、すでに成長している髪でも、加齢などにより、頭皮の地肌がたるんだり硬くなったり、乾燥したりシワができてしまうと毛穴が歪み、髪のうねりを招いてしまいます。
また、シリコンなどシャンプーやトリートメントに含まれている、洗い落とせていない成分や、皮脂・汚れが毛穴に詰まってしまうと、生え際に障害物がある状態になってしまうので、髪のうねりを招きます。

髪のダメージ

髪は表面から順にキューティクル、コルテックス、メデュラの３つの層で構成されています。
その２番目の層「コルテックス」には、水分を吸収しやすいタンパク質からなる「Ａコルテックス」と、水分を吸収しにくいタンパク質からなる「Ｂコルテックス」という２種類が存在し、この２種類のコルテックスのバランスが50：50の場合、髪は直毛となるのですが、髪がダメージを受けキューティクルが乱れて湿気などの水分が髪の内部に部分的に侵入してしまうなど、このバランスが乱れてしまうと、髪はうねります。

遺伝

うねりやすい髪質になるかどうかというのは、親の形質が現れやすい「優勢遺伝」です。
父親の髪がうねりやすく、母親はそうでないなら子供の髪質は7割以上の確率でうねりやすいと言われています（個人差があります）。
また父親、母親共に髪がうねりやすい場合は９割以上の確率で髪がうねりやすくなると言われています。

髪のうねり対策には「ヘアケア」と「スカルプケア」の両立！

髪のうねり対策でできることはすなわち「頭皮環境を健やかに保つこと」もしくは「髪を健やかに保つこと」です。
つまりヘアケアとスカルプケアを両立させることができれば、髪のうねり対策ができ、雨の日でもスタイリングが崩れることなくハッピー気分でお出かけすることができるのです。